日本記念日協会（佐久市）が１１月２９日を語呂合わせで「飯田焼肉の日」と登録したことを受け、飯田市のＪＲ天竜峡駅前の広場で２９日、記念イベントが開かれた＝写真。賛同する飯田下伊那地域の１０軒余の店舗は「飯田焼肉の日」をＰＲするポスターを掲示しており、飯田の焼き肉文化を全国に発信する契機としたい考えだ。

　記念日登録は、食肉販売業者でつくる飯田下伊那食肉組合（吉川武彦組合長）とみそ製造・販売のマルマン（飯田市）が１０月、同協会に申請していた。この日は午前１１時２９分にイベントを開始。同協会の加瀬清志代表理事が、吉川組合長と同社の中田泰雄営業企画部長に登録証を手渡した。

　飯田市出身のお笑い芸人ニッチロー'さんが式のために用意した背番号「１１・２９」のユニホームを着て登場。「多くの人に飯田の焼き肉を知ってもらう機会ができてうれしい」と話していた。