新潟県内外の美術作家らの作品を展示販売する「良寛慈愛の会チャリティ展」が、新潟市中央区西堀通5のあらきギャラリーで開かれている。良寛や県内の風景を描いた絵画などを、愛好家がじっくり鑑賞していた。
新潟良寛会が主催し、36回目。良寛が大切にしたという思いやりの心を子どもたちに伝えようと、収益金で良寛をテーマにした絵本や紙芝居を購入し、市内の幼稚園や保育園に寄贈する。
今回は新潟市出身の作家、新井満さんら県内外の58人が書や絵画、陶芸作品など約120点を出品した。良寛が子どもたちと手まりをついて遊ぶ姿をほのぼのとしたタッチで描いた絵や、良寛の和歌をしたためた書画作品など、多彩な作品が並んでいる。
東区の男性(72)は「毎年楽しみにしている。見応えのある作品が多い」と話した。
25日まで。午前11時~午後6時(最終日は午後3時まで)。22日休み。