「小海リエックス・ホテル」(小海町)などを経営する「シャトレーゼリゾート八ケ岳」(川上村)は、佐久市根岸で庭園とカフェレストランを併設する施設「風の丘しいある」の営業を始めた。同社シェフの料理や、菓子製造販売のシャトレーゼ(甲府市)のケーキなどを提供。「小海リエックス」の関連施設として「リゾート八ケ岳」が運営するリゾート施設の知名度や魅力の向上を図る。
カフェレストランが入った2階建ての建物、英国風のタワー状の建物、500種以上のバラや花木、山野草が植えられている約3ヘクタールの庭園がある。レストランや庭園は造園業を営む環境アドバイザーの鈴木美津子さん(軽井沢町)の経営だったが、同社が買収。庭園の監修は鈴木さんに依頼した。
カフェレストランは1階で、約60席。県産食材を使ったカレーやキッシュも提供している。庭園は四季によってツツジやバラ、紅葉などさまざまに楽しめる。入園料は季節によって違い、700円から。今後も改装を続けて英国風の建物も活用していくという。
現在はカフェやランチ営業を行っており、19日からディナー営業を始める。同社は「料理や庭園の景色をゆったりと楽しんでほしい」としている。