縮尺100分の1の模型を集めた「1/100のものがたり展 寺田尚樹の世界」(新潟日報社主催)が23日、新潟県新潟市中央区の新潟伊勢丹で始まった。国内外の街並みなどを表現したはがきサイズほどの模型を、訪れた人がじっくりと見入っていた。
作品は、建築家でデザイナーの寺田尚樹さん(東京都)がデザイン。建築模型に添える人物や車などの紙製ミニチュアを組み合わせて制作した。会場には、田植えや花見、漫画「スラムダンク」を再現した作品など、約180点の模型が展示されている。
新潟市東区のパート女性(42)は「日常を切り取った場面が細かい模型に表現されていて、癒やされた」と話した。