阿南町の道の駅「信州新野千石平」は、オリジナル商品の詰め合わせの販売を始める。新型コロナウイルス感染拡大で来店客が前年同期比で10分の1ほどに落ち込む中、県外に住む町出身者らにパンフレットを送り、自家用や贈答用として活用してもらう。
詰め合わせはみそやこんにゃく、道の駅の名物というクルミだれの「御幣餅(ごへいもち)」などが対象。新野地区のレンコンを使ったギョーザもある。パンフレットから好みの商品を選びセットにする。
道の駅は25日、関東地方在住の町出身者でつくる「関東ふるさと阿南会」の会員にパンフレットを発送。今後は過去にお歳暮やお中元を注文した顧客らにも送る。道の駅運営会社社長の金田三千男さん(81)は「苦しい状況を乗り切るため、今できることをしていきたい」としている。
パンフレットの請求は道の駅「信州新野千石平」(電話0260・24・2339)へ。