ナイター営業を再開した「パラダ」。仕事帰りの客らが訪れている

ナイター営業を再開した「パラダ」。仕事帰りの客らが訪れている

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15年ぶりナイター再開 佐久のスキー場「パラダ」

信濃毎日新聞(2021年1月31日)

 佐久市のスキー場「パラダ」で29日、約15年ぶりにナイター営業が再開した。市内で大きな被害が出た2019年10月の台風19号や、新型コロナウイルスに負けずに世の中を明るくしたい―と、スキー場を運営する佐久平尾山開発(佐久市)が再開を決めた。

 「雪の広場」と呼ばれるゲレンデがナイター用に開放され、仕事を終えた人らが市内の夜景と一緒にスキーやスノーボードを楽しんでいる。新型コロナの感染対策として、来場客にはマスク着用を呼び掛け、リフト券売り場などが入る建物には随所に消毒液を置いた。

 29日夜に仕事を終えて訪れた小諸市の会社員、武舎幸平さん(23)と妻の絢野さん(23)は「普段はそんなに景色に目が行くことはないけれど、今日は夜景にも目が向きました」と楽しそう。佐久平尾山開発の担当者は「ナイターの照明が佐久の夜空を照らす希望の光になればいい」と願っていた。

 ナイター営業は毎週金、土曜日の午後5~8時。2月末まで続ける予定。

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