日本酒をスキー場に運び込む大沢酒造の関係者

日本酒をスキー場に運び込む大沢酒造の関係者

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佐久の日本酒「氷雪貯蔵」 立科のスキー場でまろやかに

信濃毎日新聞(2021年2月17日)

 佐久市茂田井の大沢酒造は16日、立科町の雪の中に日本酒を埋めて熟成させる「氷雪貯蔵」を始めた。貯蔵場所は標高約1800メートルにある「白樺高原国際スキー場」のゴンドラリフト山頂駅付近。同社の大沢真社長や従業員ら10人が、日本酒約1400本が入ったケースをゴンドラリフトで運び上げ、その後スキー場関係者がスノーマシンの雪で覆った。

 2016年に始めた取り組み。まろやかな奥行きのある味になるという。純米酒「大吉野 蓼科山」に「氷雪貯蔵」と銘打ち、昨年は720ミリリットル瓶1本1685円(税込み)で販売した。今年は「大吉野 蓼科山」480本に、新商品として一升瓶と720ミリリットル瓶に入った純米吟醸酒を計約900本加えた。大沢社長は「自然の恩恵を受けるお酒。もっと地元の人に飲んでもらえるようになるといい」。

 日本酒は4月まで熟成させて、順次販売する。新商品の名前はこれから決める。

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