ろうそくの光と月明かりが幻想的な風景をつくった安曇野ちひろ公園=27日午後7時16分、松川村

ろうそくの光と月明かりが幻想的な風景をつくった安曇野ちひろ公園=27日午後7時16分、松川村

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ろうそくほんのり 光のコラボ 安曇野ちひろ公園

信濃毎日新聞(2021年2月28日)

 北安曇郡松川村の安曇野ちひろ公園で27日、1200個のろうそくを飾る催し「キャンドルドリーム」(村主催)が開かれた。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となり、今年は感染収束の願いを込めて開催。家族連れなどが訪れ、ろうそくの光と月明かりが織りなす幻想的な風景を楽しんだ。
 園内の芝生や通路脇に、筒に入れたろうそくを並べた。村内の園児が言葉や絵をかいた紙を巻いたものも。ろうそくを架台に載せたタワー、竹製の灯籠も用意した。松本市のグループによるハンドベルの演奏もあった。
 小学生の長男と次男を連れた同村細野の会社員加藤一郎さん(45)恵美さん(47)夫婦は「よく遊びに来るが、雰囲気が違っていい」。この1年は休日を自宅で過ごすことが多く、県外に住む親たちに会えていない。「早く自由に行き来できるようになってほしい」と願った。
 催しは、公園隣の安曇野ちひろ美術館が冬季休館を終えて再開する「前夜祭」の位置付けで3回目。今年は2日後の3月1日に再開する。

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