2019年5月に開いた春の定期公演。今年の公演は無観客で行い、インターネットとケーブルテレビで配信する

2019年5月に開いた春の定期公演。今年の公演は無観客で行い、インターネットとケーブルテレビで配信する

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大鹿歌舞伎、ネット配信で 5月3日に春の定期公演

信濃毎日新聞(2021年3月13日)

 大鹿村に江戸時代から伝わる地芝居「大鹿歌舞伎」(国重要無形民俗文化財)の保存会は12日、春の定期公演を5月3日にインターネットとケーブルテレビで配信すると決めた。演目は例年、春の定期公演の舞台となる村内の大磧(たいせき)神社で事前に収録し、初の無観客開催となる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて本年度は春、秋ともに公演を中止しており、練習や上演を行うことで役者の育成を図る。

 保存会事務局によると、演目は「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)三段目袖萩祭文(そではぎさいもん)の段」を予定。演者でつくる信州大鹿歌舞伎愛好会のおはこの演目で、平安時代に駆け落ちして勘当され、盲目になった袖萩が娘と両親を訪ねて不孝をわびる場面が見どころとなる。

 放映時間や動画の配信先は今後発表する。事務局は「公演や練習を途切れず行い、次代に伝承する取り組みを重視した。配信を通じて、村を訪れたことがない人を含め、より多くの人に大鹿歌舞伎を見てもらう機会にしたい」としている。

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