佐久市の新ホテル「佐久一萬里温泉ホテル」が27日、プレオープンした。昨年5月に事業停止した温泉宿泊施設「佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリー」を12月に取得したブリーズベイホテル(横浜市)が、今年1月から施設の改修を進めていた。営業「再開」は約11カ月ぶりで、4月29日に全面再開する。
この日は天然温泉大浴場の日帰り温泉を始めた。竹内正幸総支配人(63)は「泉質が良く、温まり方が違うと思う」とアピール。訪れた軽井沢町の男性(65)は湯に漬かりながら「気持ちいいなあ」と話した。4月下旬ごろまで「サク・サンキューキャンペーン」期間として、割引価格390円で入浴できる。
宿泊は全150室の客室(1人~最大12人)のうち、約半分の改修を終える3月28日から開始する。既に近くの県立武道館で行われる全国中学生空手道選抜大会(29、30日)の参加者から団体予約が入っているという。