新潟県の十日町市観光協会は、同市松之山地区の観光名所、美人林の間伐材のブナを使った「びじんばし」を発売する。
同協会の女性5人が中心となって昨夏から取り組んできたお土産開発の第1弾。松之山地区で行われている、箸づくり体験をヒントに商品化した。
製作から包装までを地元に依頼。間伐材の有効活用を進めるとともに、売り上げの一部をブナ林の保存活動に還元する。
無垢(むく)材のため、色合いや寸法が異なる場合もあるという。同協会は「天然素材の味わいとして、美人林を思い出しながら使ってほしい。十日町の思い出を持ち帰って」としている。
1膳500円。4月1日から、ほくほく線十日町駅の同協会案内所とオンラインショップのほか、市里山科学館「森の学校キョロロ」と松代・松之山温泉観光案内所で販売する。問い合わせは同協会、025(757)3345。