佐久地方のネイルサロン経営者やキッチンカーの店主らでつくる実行委員会は１８日、佐久市のイオンモール佐久平屋上駐車場で、キッチンカーによる販売やワークショップ（体験型講習）のイベント「ねこマルシェ」を開く。これまでは市内の工場の敷地内などで開催。大型店は初めてで、マルシェの知名度アップや誘客を期待している。

　ねこマルシェは２０１８年に雑貨販売の店などが集まって始め、今回で２２回目。昨年秋からは、新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店を支援しようとキッチンカーの経営者も交えて開いている。

　今回は実行委員長の遠山公子(さとこ)さんが、イオンモール佐久平に出店するキッチンカーを紹介したことが縁で開催が決まった。

　揚げパンやグリーンカレーなどの飲食物の販売は、キッチンカーとテントを合わせて過去最多の１６店が参加。タロット占いやアクセサリー販売などは１４店が出店を予定している。感染対策で、来場者には受け付けで体温や連絡先を記入してもらう。

　遠山さんは「今回は『初めまして』の人が多いと思う。来場者、出店者双方に楽しんでほしい」と話している。１８日午前１０時から午後４時まで。