飯田市を主会場に8月5~8日に開く「いいだ人形劇フェスタ」の実行委員会が7日、祭典概要を発表した。新型コロナの影響で2年ぶりの開催。規模を縮小し、参加劇団は国内のみとし、約100会場で約250公演する。
飲食販売の出店も見合わせ、市中央通りを劇団員が練り歩く「わいわいパレード」や市民と劇団員が交流する「ウェルカムパーティー」などは中止する。市公民館、飯田人形劇場、飯田文化会館の入場者は通常の半数程度にする。
全公演のうち8、9割は参加証ワッペン(700円)のみで回数の制限なく見られる。市公民館などホールで行う28公演は別途料金が必要。ポスターとワッペンのデザインは全国143点から松川町のグラフィックデザイナー吉沢正昭さんの水引を用いた作品を選んだ。
「参加する全ての人が安心して楽しめるようにしたい」と実行委員長の原田雅弘さん。問い合わせは事務局(電話0265・23・3552)へ。