貞逸祭で白馬連峰(奥)に向かって今季の安全を祈る山岳観光関係者

貞逸祭で白馬連峰(奥)に向かって今季の安全を祈る山岳観光関係者

長野県 白馬・安曇野

白馬連峰開山祭 新型コロナ終息と夏山の安全祈る

信濃毎日新聞(2021年5月30日)

 北アルプス白馬連峰の開山を告げる「第55回貞逸(ていいつ)祭」が29日、白馬村の白馬八方尾根スキー場近くで開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、白馬大雪渓に向かう恒例のトレッキングツアーは2年連続で中止し、神事のみ。山岳観光の関係者50人余が出席し、新型コロナの早期収束と夏山の平穏を願った。

 貞逸祭は、明治時代に白馬岳に山小屋を建てた松沢貞逸をしのんで毎年開催。例年は猿倉登山口を会場に、ツアー参加者を含め約500人を集めていた。今季は感染拡大による登山客減などを受け、北ア北部の山小屋の多くは昨季同様に繁忙期の7月ごろから営業する。

 白馬山荘などの山小屋を経営する白馬館(白馬村)は、感染対策で宿泊定員を制限するなどの対応を重ねるが、対策を取れば取るほど採算が合わないという。貞逸の孫で、同社社長の貞一さん(69)は「経験したことがない状況にあるが、何とか隆盛に向かういいシーズンにしたい」と話した。

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