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「茅の輪くぐり」感染収束願って 佐久の荒船山神社

信濃毎日新聞(2021年6月28日)

 佐久市内山の荒船山神社里宮で27日、新型コロナウイルスなどの悪疫退散を願う「茅(ち)の輪くぐり」があった=写真。毎年6月の恒例行事だが、昨年は新型コロナの影響で中止したため、2年ぶりの実施。半年間のけがれを払う神事に合わせて行い、近くの住民らが新型コロナの収束を願った。

 境内に作られた茅の輪は高さ約2・5メートル、横幅約2メートル。束ねたアシで作った。地元の小中学生が舞を奉納した後、住民は宮司らに先導されて輪をくぐった。手を合わせたり、輪の前で深くおじぎをしたりしながら8の字を描くように歩いて3回くぐり、無病息災を願った。

 家族と来た近くの松崎水幸(みゆき)さん(47)は「身が引き締まるような思いだった。コロナが収束したら、行けなくなった家族旅行にみんなで行きたい」と話した。茅の輪は7月4日まで境内に設置している。

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