展示品の一つのスカジャンを前に思いを語る武論尊さん

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武論尊さん、佐久で全国初の原作展 8月から、スタンプラリーも

信濃毎日新聞(2021年6月28日)

 漫画「北斗の拳」原作者で佐久市出身の武論尊(ぶろんそん)さん(本名・岡村善行さん)が27日、同市で記者会見し、8月から市立近代美術館で原作展を開くと発表した。原作展に合わせ、北斗の拳の主人公ケンシロウをあしらった特製ピンバッジがもらえるスタンプラリーを開催する。武論尊さんの原作展は全国初という。

 原作展は8月21日~10月3日に開催。史村翔(ふみむらしょう)の名義でも活動する武論尊さんが手掛けた近年の2作品のストーリーを書いた生原稿を展示。原稿を基に漫画家が絵を描いた原画の複写も並べる予定で、創作過程を見られるようにする。武論尊さんが所有している北斗の拳のキャラクターがあしらわれた限定販売のスカジャンといったグッズも多数展示する。8月21日と9月25日は武論尊さんが会場に来るイベントも計画している。

 スタンプラリーの期間は8月21日~11月23日。17の市の施設やガソリンスタンド、飲食店など66の事業所、道の駅「ヘルシーテラス佐久南」などが会場。このうち6カ所もしくは8カ所を利用してシールを集めると、特製ピンバッジが手に入る。

 武論尊さんは原作展について「佐久市で生まれて佐久市で育った人間の一つの足跡。多くの皆さんに見てほしい」と話した。

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