佐久市観光協会は17日、5月に市内で開かれた「佐久バルーンフェスティバル2021」の写真コンテストの表彰式を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年のフェスは「無観客」で実施。写真コンテストも例年より応募数が少なかったが、入賞作品には力作が目立った。30日まで市内のJR佐久平駅内で展示している。
市内を中心に県内外から76点の応募があり、最優秀賞(1点)、優秀賞(3点)、入選(20点)が表彰された。最優秀賞に輝いたのは、小諸市の山口敬一さん(58)の「コロナに負けず!」と題した作品。多くのバルーンが飛び立つ様子が千曲川の水面に映り込み、雄大な空とのバランスの良さも評価された。山口さんは「来年も青空にバルーンが元気に上がる姿を心待ちにしています」と語った。
優秀賞には、今井今朝男さん(南牧村)、奥原静男さん(佐久市)、鈴木清久さん(同)の作品が選ばれた。