みのわ太鼓保存会の演奏などを生中継したみのわ祭り

みのわ太鼓保存会の演奏などを生中継したみのわ祭り

長野県 伊那路

「みのわ祭り」画面越し熱気 箕輪で2年ぶり開催

信濃毎日新聞(2021年8月1日)

 箕輪町の「みのわ祭り」が31日、2年ぶりに町内で開かれた。新型コロナウイルス感染対策として、町文化センター前の舞台から伊那ケーブルテレビジョン(伊那市)が太鼓演奏などの模様を伝える番組を放送し、「ユーチューブ」でも配信。町民から募ったダンスなどのパフォーマンス動画も番組内で紹介した。

 舞台では、地元の「みのわ太鼓保存会」の13人が定番曲「とんばね太鼓」などを力強く披露。御子柴裕さん(39)は「カメラを通して少しでも祭りの雰囲気を感じてほしいと思って演奏した」と汗を拭った。町出身で東京五輪フェンシング男子フルーレ代表の西藤俊哉選手(24)を応援する縦3メートル、横5メートルのパネルも置き、町民約千人が書いたメッセージを貼った。

 祭りは町などの実行委が主催。例年は中心商店街を歩行者天国にし、約2万5千人が訪れるが、昨年は新型コロナで中止。荻原直己実行委員長(47)は「形を変えてでも続けたい思いがあった。来年につながる足掛かりにしたい」と話した。

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