八千穂高原自然園に咲いたヤナギラン

八千穂高原自然園に咲いたヤナギラン

長野県 軽井沢・佐久・小海線沿線 花・紅葉

ヤナギランの群生再び 八千穂高原自然園、努力が実を結ぶ

信濃毎日新聞(2021年8月12日)

 佐久穂町の八千穂高原自然園でヤナギランが見頃を迎えている。かつて一帯に群生していたが、周辺でカラマツなどの樹木が生い茂るようになり、日照不足により激減。10年ほど前から樹木の伐採を進め、一角に鹿の防護柵を設置するなどの対策を取ってきた。努力が次第に実を結び、自然園を管理する上原雄二さん(69)によると、花の数は「昨年の倍以上」に。かわいらしく咲く紫色の花の周りを蜂やチョウが舞っている。

 防護柵で囲った約1ヘクタールのエリアの中に群生し、高さ1メートル70センチ以上の大きな株もある。7月中旬に咲き始め、見頃はあと10日程度という。11日、訪れた人は遊歩道から花を写真に収めるなどして夏の花を楽しんだ。

 同園を毎年のように訪れているという女性(62)は「こんなにいっぱい咲いているのを見るのは久しぶり。色がすてきで大好きな花です」と喜んでいた。

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