南相木村の第三セクター「村故郷ふれあい公社」は村産のトウモロコシを使った「もろこしスープ」を販売している。同公社が栽培するトウモロコシの商品化を初めて企画した。リピーターも増え、人気商品となっている。
3年ほど前から村内の5千平方メートルで栽培。昨年収穫したトウモロコシの粒約120キロを原料に、須坂市のフリーズドライ食品製造会社に製造を依頼した。固形状のもとにお湯を注いで作る。コーンの甘みが特徴といい、温かい牛乳を注ぐと「コクが出てよりおいしくなる」(同公社)。
価格は4食入りで500円。4月上旬に販売を始め、日帰り温泉施設「滝見の湯」や村内の小売店、公社のホームページで購入できる。公社は「温泉に入りほっとして、自宅でスープを飲んでほっとしてほしい」としている。