10月1日から販売する「紫稀」とほぼ同じ大きさの町産プルーンを入れた紫稀専用の包装箱

10月1日から販売する「紫稀」とほぼ同じ大きさの町産プルーンを入れた紫稀専用の包装箱

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「紫稀」ブランドで販売へ 佐久穂のプルーン

信濃毎日新聞(2021年9月22日)

 佐久穂町や農家が連携し、町産プルーンの一部を「紫稀(しき)~SHIKI~」のブランドで10月1日から販売する。町内で9月下旬~10月上旬に収穫される品種「オータムキュート」のうち糖度が20度以上と高く、重さ90グラム以上の実を厳選。特産のプルーンのブランド力を上げ、産地としての町の活性化につなげる。

 町と農家は2019年、町プルーンブランド研究会を設立。町内の農家約40人が参加し、品質基準や名前を詰めてきた。ブランド名はプルーンの色の「紫」と珍しいという意味の「稀」を組み合わせ、豊かな自然を表す「四季」の意味も込めた。研究会が認めた農家が使える。

 10月1日から東京の老舗果物専門店「新宿高野」で3個3240円、限定30セットを販売。今季は町のふるさと納税の返礼品にも予定する。来年以降、徐々に販路を広げる考えだ。紫稀を出荷予定の嶋崎敏彦さん(66)は「初めて食べる人が驚くぐらいおいしい品種」と話している。

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