海瀬駅に設けられた「日本一海から遠い駅」の看板

海瀬駅に設けられた「日本一海から遠い駅」の看板

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「日本一海から遠い駅」 佐久穂の海瀬駅に手作り看板

信濃毎日新聞(2021年10月7日)

 JR小海線の海瀬(かいぜ)駅(佐久穂町)のホームに「日本で1番海岸線から遠い駅」を示す手作りの看板が立った。海から最も遠い駅であることが土地家屋調査士団体の調査で今春に分かったことをきっかけに、訪れる鉄道ファンが増加。撮影スポットになる場所を―とJR東日本長野支社小海線営業所(佐久市)の職員が設けた。知名度向上や活性化に期待している。

 車両の運行に支障が出ないように線路沿いで伐採したシラカバの木を利用した。1本の大きな枝を地面に立てて柱にし、幹で作った板3枚を取り付けた。それぞれの板には「日本一海から遠い駅」「海瀬駅」、駅から一番近い海岸(新潟県糸魚川市)との直線距離を示す「112・772km」とペンキで書いた。

 同営業所の小海線全駅管理駅長の池田誠さんは「まだ知らない地元の人に知ってほしいし、お客さんの増加にもつながってほしい」と話した。

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