富山県小矢部市のまちを一望できる稲葉山中腹の休憩所に、代表的な建物や山を紹介する「展望サイン」と、転落防止柵が設けられた。
訪れた人に気持ちよく眺めてもらおうと、市が85万円をかけて設置。一部県の補助を活用した。
展望サインは幅1.9メートル、高さ1.2メートル。ラミネート加工した写真を取り付け、クロスランドおやべのタワーや三井アウトレットパーク北陸小矢部、医王山や白山のほか、剱岳や雄山など北アルプスの山々の位置を示している。転落防止柵はプラスチック製擬木で幅8メートル、高さ80センチ。
アウトドア人気の高まりを受け、サイクリングやハイキングで稲葉山を訪れる人が増加。市は昨年9月に休憩用のテーブルとベンチ、自転車スタンドを設けた。商工観光課の担当者は「雄大なパノラマを気軽に見に来てほしい」と話す。