取り付けたトラ親子の木彫りと桜井さん

取り付けたトラ親子の木彫りと桜井さん

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トラの木彫りで十二支そろう 飯田市南信濃の龍淵寺に 宮大工の桜井さん「トラがにらみを利かせて」

信濃毎日新聞(2021年12月29日)

 飯田市南信濃の龍淵寺(りゅうえんじ)観音堂「光堂」に28日、来年のえとにちなんだトラの木彫りが飾られた。観音堂を建てた阿智村の宮大工、桜井三也さん(67)が毎年、えとにちなんだ木彫りを作っており、今回で一巡。十二支がそろった。

 木彫りは高さ約30センチ、幅約50センチ。親子4匹が目をつり上げて牙をむいており、「今年も世の中は新型コロナで大変な思いをし、悲惨な事件もあった。来年はトラがにらみを利かせてほしい」と桜井さん。同寺住職の盛宣隆(もりのぶたか)さん(68)は「これならコロナも逃げ出す。ぜひ自分のえとを見に来てほしい」と話している。

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