雪をまとう浅間山と溶岩。嬬恋村の鬼押出し園から白と黒のコントラストが楽しめる=1日

雪をまとう浅間山と溶岩。嬬恋村の鬼押出し園から白と黒のコントラストが楽しめる=1日

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浅間山、モノトーンの美 群馬・嬬恋「鬼押出し園」営業再開

信濃毎日新聞(2022年3月2日)

 軽井沢町から群馬県嬬恋村に続く有料道路「鬼押(おにおし)ハイウェー」にある鬼押出し園(嬬恋村)が、新型コロナに伴う臨時冬季休業を終え、1日に営業を再開した。雪をまとう浅間山(2568メートル)や、溶岩と雪の水墨画のような風景を楽しめる。

 ハイウェーは自動車専用で路上に駐停車できないため、鬼押出し園は車から降りて浅間山をじっくりと眺められる数少ないスポット。通年営業する年も多いが、今季は昨年12月1日から休業していた。

 ここ数年で一番の積雪といい、散策できる遊歩道は全体の一部の1キロほど。午前中は100人近くの観光客が訪れ、写真撮影や犬の散歩を楽しんでいた。5月中旬に見ごろを迎えるトウゴクミツバツツジは膨らみつつある冬芽を雪の中からのぞかせ、溶岩に積もった雪にはウサギやカモシカの足跡が残る。

 管理するプリンスホテル(東京)の万座・嬬恋地区のチーフマネジャー山崎浩史さん(53)は「残雪と溶岩のコラボレーションは今の時季だけ」。午前8時~午後5時(最終入場4時半)。入園料は大人650円、小学生450円。

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