次々と青空へ飛び立つ熱気球。「近くだと迫力が違う」との声も聞かれた=佐久市鳴瀬

次々と青空へ飛び立つ熱気球。「近くだと迫力が違う」との声も聞かれた=佐久市鳴瀬

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佐久バルーンフェスティバル 目の前で舞い上がる迫力 3年ぶりの有観客

信濃毎日新聞(2022年5月4日)

 全国の熱気球が空を彩る佐久市の「佐久バルーンフェスティバル」は3日、3日間の日程で始まった。同市鳴瀬の千曲川スポーツ交流広場に並んだ34基の熱気球は、膨らんだ状態で高さ20~25メートル。「ゴー」という音とともにバーナーで内部に暖気をため込み、午前6時半ごろから次々に青空へ舞い上がった。

 30回目の今年は新型コロナウイルス下で規模を縮小しつつ、3年ぶりに会場で競技フライトを見られる「有観客」で開催。飛び立つ熱気球を間近で見ようと、早朝から多くの家族連れらが詰めかけた。

 熱気球が浮かぶと、観客は「行ってらっしゃい」と声をかけたり、手を振ったり。昨年は遠くから眺めたという同市田口小学校4年の飯森琴音(ことね)さん(9)は「とても迫力がある」。安曇野市の会社員御子柴拓也さん(40)は「朝早く頑張って来て良かったです」と笑った。

 フェスは新型コロナの影響で2020年は中止、21年は無観客で開催。今年は3日午前7時時点で駐車場に約1千台の車が並び、組織委員会関係者から「想像以上のにぎわい」との声が上がっていた。

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