■10月2日から開催
「難攻不落の穴城(あなじろ)と500年の謎2」と題した小諸謎解きゲームが10月2日、小諸市の小諸城址(じょうし)懐古園で開かれる。今年は市内の小諸高校と小諸商業高校の生徒会役員たちが出題者になる。市内の小中学生が参加できる。主催の小諸商工会議所は「謎を解いて難攻不落の城の秘密を探ってほしい」(観光委員会)としている。
両校が2問ずつ考案し、計4問を出題。参加者は懐古園にまつわる問いに答えながらゲームを進める。約1週間で2問を考えた小諸高生徒会副会長の名取朋哉さん(17)は「小諸城について深く知らなくても解けるような内容にした」。小諸商業高生徒会長の岩下愛美(まなみ)さん(18)は「お城の500年の歴史に着目して作った。参加者は悩みながらもいろいろな人と相談して、楽しくゴールにたどり着いてほしい」と期待する。
昨年の問題作りは「こもろ市民まつり実行委員会」がクイズ創作のプロに委託した。今年、両校生徒会に依頼した同商議所観光委員会は「子どもたちの良い思い出になればいい」と願う。
午前10時~午後3時。大手門をスタートし、ゴール地点の小諸駅東西自由通路で答え合わせをする。参加無料。先着200人。全員に参加賞を用意している。問い合わせは同商議所(電話0267・22・3355)へ。