羽咋市と宝達志水町にまたがる千里浜なぎさドライブウェイで、名物の「焼き貝売店」の開店準備が進んでいる。今季は高波の影響で設営が遅れたため、例年より約1カ月遅い20日に全4店舗がオープンする。
貝売店はドライブウェイ中間に位置する宝達志水町敷浪にあり、ハマグリやイカ、サザエなどの焼きたてを味わうことができる。建物の組み立ては完了しており、18日は、「山久」の山田明恵さん(49)が調理道具の搬入などを進めた。
ドライブウェイは砂浜の侵食と高波の影響で通行止めになる日が増えている。山田さんは「コロナ禍前のにぎわいが戻り、大勢の人に訪れてほしい」と期待した。11月末まで営業する。