軽井沢プリンスホテル（北佐久郡軽井沢町）は、同ホテルを会場に４月１６～１８日に開かれた先進７カ国（Ｇ７）外相会合で振る舞われた料理を一般向けに提供している。県産食材をふんだんに使ったコース料理が、ほぼオリジナルの形で味わえる。

　同ホテルウエストのレストラン「日本料理からまつ」では、会合初日のワーキングディナーを一部アレンジ。「長野県産チーズと浅間小町の卵を使用したクリームチーズ味噌(みそ)茶碗(わん)蒸し」、「和牛フィレ肉の炙り長野県メルロー醤油(しょうゆ)ソース」などが並ぶ。要予約で税込み３万円。

　ザ・プリンス軽井沢のレストラン「ダイニングルームボーセジュール」は、会合２日目の夕食会で提供された料理のうち「和牛フィレのリンゴ風味オルロフ風」を単品メニューとして出す。税込み１万１千円。両施設では、各国外相のもてなしに使われた信州の地酒やワインも提供する。

　軽井沢プリンスホテルは「Ｇ７外相会合が開かれた記憶をお客さまと分かち合い、軽井沢の魅力を広めたい」とする。８月末まで提供。問い合わせは代表（電話０２６７・４２・１１１１）へ。

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