生まれたばかりのトドの赤ちゃん。母親のパールが常に寄り添っていた=7月2日、新潟市中央区のマリンピア日本海

生まれたばかりのトドの赤ちゃん。母親のパールが常に寄り添っていた=7月2日、新潟市中央区のマリンピア日本海

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「トド」の赤ちゃん誕生、愛らしい姿に胸キュン!・新潟市

新潟日報(2023年7月5日)

 新潟市中央区の市水族館「マリンピア日本海」で7月2日、トドの赤ちゃんが誕生した。性別は未確認。展示スペースで出産したため見学することができ、来館者は母親と鳴き交わしたり、お乳を求めたりする愛らしい姿に目を細めていた。

 「マリンピア日本海」でトドの繁殖成功は2014年6月以来4例目で、飼育するトドは4頭となった。

 赤ちゃんは雄のテツ(6歳)と雌のパール(12歳)の子で、7月2日午前4時47分に産声を上げた。体重はまだ測っていないが飼育員によると10〜15キロほどとみられる。

 赤ちゃんは大きな鳴き声を上げたり、母パールの胸に顔をうずめたりしていた。初産のパールは赤ちゃんが動く度にかんで引っ張り、日かげや自分の近くに寄せるなど世話をしていた。

 「マリンピア日本海」では今回を含め10回の出産例があるが、死産や生後間もないうちに死亡するケースが多い。今後も隔離スペースに移さず、自然な成長を見守る。

 父親と来館した三条市の小3女子児童(8)は「赤ちゃんは思ったより小さかった。元気に大きくなってほしい」と願っていた。

詳細情報

リンク
新潟市水族館 マリンピア日本海 https://www.marinepia.or.jp/
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