立山町特産のモモ「立山もも」の収穫が17日、同町上金剛寺のたてやま営農組合(坂井真信代表理事)で始まった。同組合が栽培する6品種のうち「あかつき」や「嶺鳳(れいほう)」で、ふっくらとした実の全体が赤く色づき、食べ頃を迎えている。
同組合のモモは、木でしっかり実らせた取れたてを販売するため、食感が固めでも甘みがあるのが特徴。坂井さんによると、悪天候が続いたものの、今シーズンも出来は良く甘みが強い。今後、少しずつ収穫量が増えていくという。
直売所では午前9時の販売開始前から、贈り物や家庭で楽しもうと買い求める人たちが列を作った。組合によると、今シーズンは例年より1週間以上生育が早いため、8月上旬のお盆前に収穫が終わりそうな状況となっている。