2022年の新潟まつり花火ショー。新型コロナウイルス感染症の再拡大で打ち上げを3カ月延期した=22年11月、新潟市中央区

2022年の新潟まつり花火ショー。新型コロナウイルス感染症の再拡大で打ち上げを3カ月延期した=22年11月、新潟市中央区

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23年は花火×AR初音ミク×千本桜!新潟まつり、4年ぶりに本格開催 8月4~6日、大民謡流しは9000人規模で

新潟日報(2023年7月24日)

 新潟商工会議所や新潟市などでつくる新潟まつり実行委員会は7月21日、新潟市役所で記者会見を開き、8月4〜6日に開催するまつりの概要を発表した。新型ウイルス感染症の影響で中止や縮小が続いたが、2023年は4年ぶりの本格開催となる。今回は初の試みとして、バーチャルシンガー「初音ミク」と、音楽に合わせて打ち上げる花火のコラボが予定されている。2022年に直前で中止された大民謡流しには、103団体から約9200人が参加する。

 大民謡流しは 4日午後7時から。中央区の東大通りから柾谷小路で、新潟甚句や佐渡おけさを踊る。ウイルス禍前は1万5千人規模で行われていたが、今年は感染症対策で1団体200人未満の制限を設けた。5日、6日は住吉行列や、お祭り広場などを開催する。

 花火大会は6日午後7時20分から1時間程度。初音ミクとのコラボレーションでは、拡張現実(AR)を活用。人気楽曲「千本桜」に合わせて打ち上げられる花火にスマートフォンをかざすと、花火や曲に合わせて踊る初音ミクの姿を楽しむことができる。

 会見で新潟商工会議所の福田勝之実行委員長は、「ウイルス禍でまつりの大事さが再認識できた。市内外の皆さまには楽しい夏を送ってほしい」と呼びかけた。

 今後感染が拡大した場合の対応について、まつりの協賛会長を務める新潟市の中原八一市長は「現時点で変更点はない」とした上で、「全国で爆発的な感染が広まれば、国や県の動向を見ながら市として実行委と協議し、対応することになる」と語った。

 会見に先立ち開かれた新潟まつり全体会議では、実行委や新潟まつり協賛会のメンバーらが当日の行事や熱中症対策、警備体制などについて確認した。

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新潟まつり|大民謡流し 花火大会 市民みこし https://niigata-matsuri.com/
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