「北斗の拳」の40周年記念事業を説明する武論尊さん

「北斗の拳」の40周年記念事業を説明する武論尊さん

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新たな「伝説」へ、佐久から 北斗の拳40周年記念事業

信濃毎日新聞(2023年8月19日)

 佐久市や市内商工団体などでつくる実行委員会は9月から、漫画「北斗の拳」の連載開始40周年を記念する事業を展開する。佐久市出身の原作者、武論尊(ぶろんそん)さん(本名・岡村善行さん、東京)らが18日に市役所で概要を発表。記念イベント(9月18日)やスタンプラリー(9月15日~12月中旬)などを予定し、節目の年に地域を盛り上げる。
 記念イベントは市佐久平交流センターで午前9時からと午後2時からの2部構成で開催。午前中はテレビアニメ「北斗の拳」の第1~5話を上映。午後は武論尊さんと当時の編集担当の持田修一さんが「北斗の拳誕生秘話」と題して対談する。対談の前後にアニメ主題歌を歌ったクリスタルキングのミニライブがあり、参加者を先着順で受け付け中。市ホームページに応募方法を載せている。
 スタンプラリーは約130の飲食店や公共施設などが参加。スマートフォンアプリを使い、漫画のキャラクターの画像とセリフを集めると、記念グッズが当たる。9月15日には、キャラクターの一人「ジャギ」の像の除幕式を市内で予定。像は市内の企業が寄贈し、設置場所は調整中としている。
 記念事業のキャッチフレーズは「まだ40年、伝説は佐久(ここ)から生まれた。」。武論尊さんは、記念事業について「佐久市は文化に対して門戸が広いまち。漫画だけじゃなくて、ここから始まるいろんな文化的なものを皆さんに楽しんでほしい」と話した。市は事業への負担金700万円を予算に計上している。

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