昨年、ジェラート職人の全国コンテストで3位に輝いた宝達志水町の鍋島ひとみさん(50)が17日、羽咋市東川原町に自身の店を開業した。地元産のイチゴやイチジクなどを使った自慢の味で羽咋を元気づけたいと意気込んでいる。
羽咋出身の鍋島さんはこれまで道の駅のと千里浜でジェラートの製造販売を担当。日本ジェラート協会から、確かな技術と知識を持つ「ジェラートマエストロ」にも認定されている。
「自身の店で勝負したい」と一念発起し、市の創業等応援補助金や市商工会の支援を受けて「ラコルタ・ジェラート」を開業した。「ラコルタ」はイタリア語で収穫を意味し、「農家と連携して地元の実りをどんどん取り入れていきたい。市内の菓子店ともコラボして羽咋を盛り上げていければ」と話した。