考案したデザインで塗装した平原駅の駅舎を見る、佐久平総合技術高校創造実践科デザイン系列の生徒たち

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若い感性キラリ、駅舎をデザイン 佐久平総合技術高生がしなの鉄道平原駅をお色直し

信濃毎日新聞(2023年11月13日)

 佐久平総合技術高校臼田キャンパス(佐久市)の創造実践科デザイン系列の生徒が11日、しなの鉄道平原駅(小諸市)の駅舎に、考案したデザインを基に色を塗った。丸1日かけて作業を終えた生徒たちは、夕日を浴びて色鮮やかに輝く外観に生まれ変わった待合室を、満足そうに眺めていた。

 同社は、高校生の利用も多い駅舎に親しみを持ってもらおうと、色落ちしていた待合室の内部と外壁を塗り直す際、デザインを学ぶ生徒がいる同校から作品を募集した。デザイン系列の3年生全14人が1点ずつ応募し、同社や同校文化祭での投票を基に4点を入賞とし、桐山心寧(ここね)さん(17)=佐久市=の作品を最優秀賞に選び採用した。

 11日の作業は生徒5人が参加し、同社社員や引率教諭らと一緒に水性ペンキを使い作業した。駅舎は貨物車の車掌室を再利用。外側は白を基調に、同社のカラーのオレンジと青色の線を十字にアクセントに入れ、型紙を使い「ひらはら」の文字を大きくあしらった。室内は白く塗った。

 桐山さんは「以前の外観の名残を感じさせながら、新しさや清潔感を表しました」。同駅を管理する小諸駅の上原雄一駅長(50)は、「地域と連携することで愛着を持ってもらい、利用促進につなげたい」と話していた。新デザインの駅舎は、来月1日から利用できる予定だ。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023111200023
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