東信地方のラン栽培愛好者でつくる「あさま蘭友(らんゆう)会」の「春の洋蘭展」は9日、佐久市佐久平駅南のイオンモール佐久平2階の特設会場で3日間の日程で始まった。22回目。心を込めて育てたピンクや白、オレンジ、薄紫などさまざまな色と形の洋ランが華やかさを競っている。
会員約10人が育てたカトレアやシンビジウム、コチョウランなど170鉢余りを出品。11月から3月ごろが開花の最盛期という。会員は月1回の勉強会や年1、2回の見学会で栽培方法を学び合っている。
会長の細田あや子さん(76)=東御市=は「品種ごとによく観察して手をかければちゃんと育ってくれる」。見に訪れた森泉朱美さん(74)=佐久市=は「毎年楽しみにしている。今年も素晴らしい」と楽しんでいた。
入場無料。午前10時~午後5時(最終日は午後3時)。問い合わせは細田さん(電話090・4463・5251)へ。