福井県坂井市三国町の越前松島水族館の「海洋館」海洋大水槽内に19日、高さ約3メートルのクリスマスツリーがお目見えした。周囲を泳ぐ魚たちも"動く装飾"として華やかさを演出。12月25日までさまざまな表情のツリーが楽しめる。
大水槽は横約10メートル、奥行き約6メートル、水深3・3メートルで、群れで泳ぐマイワシやエイ、サメなど約20種2千匹がいる。
この日は、サンタクロースとトナカイの衣装に潜水具を身に着けた職員2人が水槽に入った。英語で「メリークリスマス」と記された文字板や、長靴、金色のリボンなどで飾り付けられたツリーを静かに水槽内に設置した。
訪れた家族連れらは、ツリーの前を悠々と泳ぐエイに目を見張ったり、サンタ姿の職員に手を振ったりするなどして、一足早くクリスマスの雰囲気を楽しんでいた。
12月23~25日は水中サンタとのジャンケン大会が開かれ、勝者にイルカなどのぬいぐるみがプレゼントされる。