第32回頼成の森花しょうぶ祭りが9日、砺波市頼成の県民公園頼成の森で始まった。国内最大級の水生植物園約6ヘクタールに600品種70万株が植えられ、来場者が園内を散策して優雅に咲く花々を見て回った。18日まで。
県や市、市観光協会、砺波商工会議所などでつくる実行委員会が開いた。開会式では、五島辰夫実行委会長があいさつし、夏野修市長らが祝辞を述べた。五島会長が東般若保育園にハナショウブの苗を贈り、同園の年長児25人は元気良く歌を披露した。関係者がテープカットを行った。
来場者は花の間を歩き、一緒に記念撮影するなどして楽しんでいた。会場の開花率は2割で、14~15日に見頃を迎える見込み。期間中は会場とJR砺波駅を結ぶ無料シャトルバスを毎日運行する。入園無料。