南砺市の高瀬遺跡菖蒲(しょうぶ)まつりが17日、同市高瀬(井波)の国指定史跡・高瀬遺跡で始まり、大勢の来場者でにぎわった。18日まで。
高瀬遺跡保存協会など地元の各種団体でつくる実行委員会(久田久伸委員長)が開き、43回目。平安初期の荘園役所跡の遺跡に再現された水路沿いに、約80品種4万株のハナショウブが紫や黄、白色の花を咲かせ、風情を漂わせている。
初日は、ボーイスカウトによるパレードでオープニングを飾った。井波にじいろ、山野両保育園の園児の遊戯に続き、踊りや大正琴などが披露された。
18日は午前10時から、子供あんどんコンクール(北日本新聞社後援)の表彰式やチョンガレ踊りなどが多彩に行われる。