建物をキャンバスに見立てて抽象的な模様を映し出す空間照明アート「デジタル掛け軸」を楽しむ光のアートウォール2017秋が9日、小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部で始まった。24日まで。
地域活性化を目的に初めて実施。デジタル掛け軸を考案したデジタルアーティスト、長谷川章さん(石川県出身)が手掛けた。
施設の外壁3面に、赤や青、緑などが混ざった不思議な幾何学模様を投影。来場者はゆっくりと変化する光のアートに見入っていた。初日はオープニングセレモニーがあり、仲窪利充三井アウトレットパーク北陸小矢部オペレーションセンター所長、山崎康至副知事、桜井森夫市長、長谷川さんがあいさつした。
投影は日没から午後9時まで。期間中の土・日・祝日は、ダンスや音楽などの多彩なステージや、フードマーケットが開かれる。