上伊那郡飯島町の千人塚公園で18日、水面に浮かべたボードに立ってパドルでこぐ「スタンドアップパドル」などを楽しむ催し「南信州ACTIVITYPARK(アクティビティパーク)」が開かれた。17日から2日間の日程だったが、台風の影響で1日のみに短縮して開催。会場は多くの親子連れでにぎわった。
伊那谷の住民有志でつくる団体「M・A・P(南信州アクティビティプロジェクト)」などがアウトドアスポーツで地域を盛り上げようと初めて企画した。
園内の城ケ池では、多くの子どもが「スタンドアップパドル」を楽しんだ。大きめのボードに何人も子どもが乗り、「せーの!」の掛け声に合わせ、パドルで水をかいて進む場面もあった。会場内の休耕地ではパラグライダー体験があり、体験者が15メートルほど助走して体が浮かぶと、周囲から歓声が上がった。地面を足で蹴って進む幼児向け二輪車、キックバイクの体験では、2〜5歳の子どもが年齢別でレースを楽しんだ。
そば粉などの生地で具材を包む料理「ガレット」を提供する出店もあり、スポーツの合間に味わう参加者もいた。