須坂市動物園は1日、恒例の「カピバラ温泉」を園内で始めた。南米原産のカピバラに冬の寒さを乗り越えてもらおうと始めた催し。来園者は、約40度のお湯に漬かって気持ち良さそうに目をつぶるカピバラを見て楽しんだ。
この日は、近くの臥竜公園で開かれている菊花展から分けてもらった菊を浴槽に浮かべた。カピバラたちは花を頭の上に載せたり、食べたりして愛くるしい姿を披露。
担当飼育員の矢嶋里歩さん(28)は「カピバラたちがのんびりしている姿を見て、温かい気持ちになってほしい」と来園を呼び掛けている。
温泉は4月22日まで。平日は午前11時〜11時半、土日祝日は午前11時〜11時半と午後2時〜2時半の2回。