七尾市内で24日に開幕する770のひな人形展(北國新聞社、ラジオななお後援)に合わせ、同市の能登食祭市場モントレー広場で19日、ひな人形400体の特別展示が始まった。12段に男びなや女びな、三人官女、五人ばやしなどが華やかに並び、会場に一足早く春の風情を漂わせた。
同人形展の開催委に加わる「のと地区輝く女性の会」のメンバーが展示した。市内外から寄付を受けたひな人形で、大正期や昭和初期など古い人形も公開された。3月4日まで飾られる。
同3日には、能登食祭市場の月に一度の地元客向けイベント「食祭楽市」の第3弾「ひな祭り」が行われる。ひなちらし寿しの実演や、保育園児の合唱、お茶席、ひなあられすくいなど多彩なイベントが繰り広げられる。