約400本のソメイヨシノが咲き誇る「丸岡城桜まつり」が4月1日開幕し、福井県坂井市の丸岡城でぼんぼりの点灯やライトアップが始まった。期間中(1~20日)の夜は幻想的な明かりが桜や城を照らし、花見シーズンを華やかに彩る。
点灯式では高椋小6年の上坂千穂さんらが「これからの時代は私たちが桜守として見守っていきます」と桜へのメッセージを朗読。坂本憲男坂井市長、岩田龍見・市丸岡観光協会長らと一緒にスイッチを押し、300基のぼんぼりをともした。
ぼんぼりは期間中、午後6~10時まで点灯する。城南側に丸岡城の歴史を書いたパネルとベンチも設置した。
県内の桜は29日に開花宣言があったが、丸岡城周辺は現在5分咲き。同協会によると2、3日後に満開を迎えるという。
7、8日のメインイベントでは武将なりきり体験と撮影会、子ども縁日コーナーや各ステージ発表がある。雑貨や飲食が楽しめる城下市やクラフトマーケットも開店する。城下市は14、15日も開く。
7、8、14、15日はえちぜん鉄道西長田ゆりの里駅、JR丸岡駅、市丸岡支所経由の無料シャトルバスを運行する。問い合わせは同協会=電話0776(66)5880。