長野市の善光寺から主に旧善光寺街道を通り、松本市の松本城まで約62キロの道のりを走ったり歩いたりして競う「ウルトラオリエンテーリング・善光寺―松本城2018」が13日、開かれた。県内外の46人が参加。午前5時に善光寺をスタートし、33のチェックポイントを通って雨の松本城にたどり着いた。
出場者は途中の寺や神社、井戸、遺跡など33カ所で通過したことを証明する写真を撮影しながら進んだ。12時間以内でのゴールを目指し、最終的には43人が完走した。ゴール後にはスタッフが、参加者の写真を一枚一枚確認した。
7時間28分ほどで先頭を切ってゴールした長野市職員、横山晋哉さん(30)=長野市=はゴール直後、喜びのポーズを決めながら「あっという間だった」。「昔の人がどんなことを考えていたのか感じながら旧街道を走るのが面白い」と話していた。
松本、長野両市の連携事業の一環で4回目。県オリエンテーリング協会が主催した。