330種、400株のバラが楽しめる「バラフェア」が6月10日まで、東御市文化会館の庭園で開かれている。市民らでつくる実行委員会が毎年企画。開花は例年より早めだが、これから見頃を迎える種類もある。期間中は鮮やかに咲く花が楽しめそうだ。
同会館を運営するNPO法人「Js文化フォーラム」の元職員が育て始め、市民らと協力しながら数を増やしてきた。英国やフランスなど海外から入ってきた品種が多いが、国産品種もあり、色合い、香りもさまざまなバラの魅力に触れられる。
好天に恵まれた27日は多くの人が訪れた。市内の会社員中村パウロさんは「初めて見に来たが、香りもいいし、きれいだ」と喜んで写真に収めていた。
入場無料。時間を問わず、いつでも見られる。6月1日と土、日曜の日中は、会場前で「お楽しみコンサート」が開かれる。バラの苗や香水などの販売もある。