射水商工会議所(牧田和樹会頭)が、射水市新湊地域の食の魅力をまとめた冊子「新湊食文化さんぽ」を作製した。海の幸をメインに、伝統漁法や地元の名産品などを愛らしいイラストを交えて紹介している。23日には、発刊を記念した日帰りツアーを行う予定している。
射水商議所の魅力発信プロジェクトが中心になって作った。これまで「新湊寺社さんぽ」と「新湊街道さんぽ」「新湊放生津曳(ひき)山(やま)さんぽ」「新湊潟&港さんぽ」の4冊を作り、今回が第5弾となった。今月下旬から、A5判6千部を同商議所や市内の観光施設などで無料配布する。
表紙には、新湊漁港で魚介類が水揚げされる様子を収めた写真を掲載。季節の旬の魚介類を写真を交えて紹介するとともに、漁法や漁師の祭りなども伝えている。かまぼこやしょうゆ、大福、すし、イカの黒作りといった郷土に根付いた食も店主の話と合わせて紹介している。
23日には新湊博物館や新湊漁港、新湊かまぼこなど、冊子に掲載された場所を巡るツアーを開く。昼競りの見学や細工かまぼこ作り体験など多彩な内容を予定している。昼食付きで、1人5千円。
冊子やツアーについての問い合わせは射水商工会議所、電話0766(84)5110。