福井県永平寺町のえちぜん鉄道永平寺口駅周辺で4月13日、桜とラッセル車「テキ521」を撮影するイベントが2年ぶりに開かれる。
えち鉄521プロジェクト実行委員会と東古市区まちづくり協議会が企画。昨年は大雪の影響で開催を断念したが、地域住民の熱意で復活した。
テキ521は1949年製造の現役車両で、除雪作業を担っている。イベントは午前10時から午後2時まで。テキ521が午前10時55分から1時間おきに3回、永平寺口駅と永平寺川橋梁(きょうりょう)の間を走行する。
ラッセル車内を見学できるほか、町内で実証実験が行われている自動運転の車両も展示される。近くの旧駅舎会場では物産市が開かれ、特産品の販売やぜんざいの振る舞いなどがある。
問い合わせは、えち鉄お客様相談室=フリーダイヤル(0120)840508、町観光物産協会=電話0776(61)1188。