「愛してるよー」と叫びながら風船を飛ばしてスタートする103キロの部のランナー=5月25日、福井県坂井市の東尋坊

「愛してるよー」と叫びながら風船を飛ばしてスタートする103キロの部のランナー=5月25日、福井県坂井市の東尋坊

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若狭牛ステーキや蕎麦を食べて快走 福井でマラニック

福井新聞(2019年5月26日)

 「第8回東尋坊愛のマラニック」(福井新聞社後援)は5月25日、福井県坂井市の東尋坊と勝山市の平泉寺を結ぶコースで行われた。国内外のランナー526人が、伝統料理や景観を存分に楽しみながらゴールを目指した。

 マラニックはマラソンとピクニックを合わせた造語。マラソン愛好者や地元有志らでつくる実行委が毎年開いている。

 コースは、東尋坊を出発して平泉寺で折り返す103キロと、同寺から東尋坊までの52キロの2部門。103キロの部は午前5時にスタートし、ランナーたちは「愛してるよー」と叫んで大空に風船を飛ばし、15時間以内のゴールを目指した。同部は、より多くの参加者に完走してもらおうと、30分早く出発するアーリースタートも設けられた。

 途中の給水所では、大勢のボランティアが活躍。若狭牛ステーキや手打ちのおろしそば、勝山ぼっかけなどを振る舞い、ランナーをもてなした。

 103キロの部に出場した男性(58)=京都府=は「黄金色の麦畑など景色が最高。おいしいものばかりで、頑張れそう」と爽やかな汗を流していた。

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