コーヒーチェーン大手のスターバックスコーヒージャパン(東京)は17日、26日に長野市の善光寺仲見世通りに新店舗「スターバックスコーヒー信州善光寺仲見世通り店」をオープンすると正式発表した。地域の象徴的な場所で土地の文化を発信する「リージョナルランドマークストア」との位置付けで、同ストアの出店は甲信越地方で初めて。
2階建ての店舗は延べ316平方メートルで、1階が37席、2階が44席。天井、壁などにアカマツ、シデ、カツラといった5種類の県産材を使った。改築前の土産品店の建物にあった大きな梁(はり)も再利用し、木のぬくもりと地域のつながりを表現。障子や天窓を生かし「日本家屋ならではの陰影の美しさも見どころ」としている。
営業時間は午前7時から午後9時。不定休。同社は全国に1530店舗(県内は23店舗)を展開し、このうちリージョナルランドマークストアは全国に25店舗ある。